SK11のドリルガイドキット SGK-6
何においても道具無しで「真っ直ぐ」に作業する事は難しいです。
自分では真っ直ぐに穴開けしたつもりなのに、斜めに開いてる。よく失敗してます。厚みのある木材に穴開けする時は、より難しくなりますね。
この商品は、その名の通り「ドリルで穴開けする時に真っ直ぐ開けれる様に補助してくれる治具」です。
セット内容は
- ガイドベース(透明の台)
- ドリルガイド(銀色の筒)
ドリル径:4・5・6・8・10・12ミリ - センターポンチ(真ん中に入ってる銀棒)
穴開けなので、ダボ穴を開ける時にも役立ちます。但し、真っ直ぐ穴開けするのを補助する商品なので、左右対象で均一に穴開け出来るわけでは無いです。また、一定の深さで穴開け出来る物でも無いです。なので、一定の深さで穴開けしたい場合は「ドリルストッパー」を合わせて使います。
ダボ穴加工は、穴を開けるだけですが、位置決めが難しいですね〜。
下穴開けにも使える便利な治具です。
しかし
ガイドベースとドリルガイドの隙間のガタで思った位置に穴開け出来ない!!
ある程度のクリアランスが無いと、ドリルガイドが入れにくいので分からなくも無いですが、電動ドリルは当然のことながら振動します。その振動でドリルガイドがクリアランスの分、ガタガタ動きまくり、思った位置より若干ですがズレる事があります。
この若干のズレ。
簡単な棚などを作る時の下穴だったら、ワタクシも気にしないのですが、ワタクシはダボ穴加工をする為に使用しました。
その結果・・・
ダボが一つだったら繋がるのですが、2個以上のダボを使用する場合、ちょっとズレたら入りません。繊細な作業が求められます。
木材を繋げる方法としてよく紹介されてますが、スキルが無いと難しいです。
ネジ頭が見えないので仕上がりが奇麗。
椅子や机を作って使用中に壊れた場合、ネジを使っていないので安全。
などなど利点も多くありますが、初心者にはおすすめ出来ません。
今のワタクシのオススメはポケットホールです。
(2020年9月25日追記文です)
ってな訳ですが、ならば
ベースとガイドの隙間を埋めたらいいだけです!!
材料はアルミの空き缶。
道具はアルミを切るハサミ。
以上です。
まずは空き缶を適当な大きさに切ります。
端材でヤスリ掛けするようにコスってあげると、奇麗に伸びます。
ガイドベースに入るように高さと長さを調整します。
あとは丸めてガイドベースへ挿入するだけ。
ドリルガイド挿入
以上で完成です。
ほんのちょっとキツめでいい感じにガタツキが無くなりました。
全くガタガタしない!!
しかもドリルガイドがスコスコと上下に動かなくなり、逆さまにしても、外れて飛んでいかない。
特にテープなので留めてないですが、ドリルガイドを抜き差ししても、アルミが外れない!!
めっちゃいい感じに出来ました!!
これでいい道具が、よりよい道具に変身です!!
ドリルガイドキットを使っても、ガタついて位置決めができない!
って方は、ぜひ一度、試してみてください。
ただ、ドリルガイドを何回も抜き差しして行くうちに、アルミが伸びて薄くなったのか、若干スコスコするようになります。初めに何枚か作って置いておけばいいと思います。
アルミで手を切らない様にねー。
ではでは